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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

セキュリティが終わっている

 セキュリティ対策の在り方が終わっている。

本当にそれやるの?レベルの頭おかしい内容である。

  1. このカードの紛失が確認された段階で社員総出でカードが発見されるまで探す+始末書
  2. 引ったくりや車上荒らしによってカードが奪われた場合であっても、始末書かかされて全社に情報共有

 悪質な冗談にしか見えない内容ですが、1は以前の会社で言われていたことで(失くした人が在籍中にいなかったから実行するかは不明)2は1とは別の会社で所属と役職と年齢は公表されていました。

1のほうは、実行するならバカで実行しないなら脅迫行為にしか見えません。

 探し回って発見したところで、誰の手に渡ったか不明なカードが戻ってくるだけです。このカードが不正侵入を企む輩の手に一時的にでも渡っていない保証はありません。

 複製されている可能性を覆す要素がないため探す意味がなく、迅速に該当するカードの使用停止処理を実施+紛失の想定される時間近辺の管理ログから不正利用の痕跡を探し、別のカードを発行費用と引き換えに渡して終わりです。

2のほうは、さらにイカレていて犯罪行為にあった社員を、会社が率先して制裁する目的で運用されています。

 何がしたいのか意味がよくわかりません。普通は犯罪に自分から巻き込まれにいく人間などいませんが、盗まれるのが悪い?

 そこまで言うならSPでもつけて送り迎えしてくれるの?

 持ち歩くなといわれるので 自宅で保管>空き巣 とかは防ぎようがないんだが頭おかしくね?

まとめ

 達成されるべきはカードが無くならないことではありません。

 カードが盗まれようが複製されようがカード一枚程度じゃ何もできないシステムであることにしか意味がありません。

 その上で、連絡からカードの無効化までの時間を短くする方向で努力すべきです。

 

 吊し上げや脅迫行為を行っていたら、失くしたことに気づいても自分で必死に探して報告遅らす社員だらけになるのは明白です。

 報告機能の低下のほうが、遥かに危険な穴を作っているのにいつになったら気づくのでしょうか?