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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

ゆとり教育の個性否定 が 終わっている

運動会で仲良く手を繋いでゴールイン

 

正直いって気持ち悪いというのが個人的感想なのは確かですが、コレの何が具体的にマズいのかというと、競争や個人の特性の違いを否定しているところです

別に社会の理不尽や暗黒面を子供のうちに全力で刷り込めという気はありません。ですが、無菌室で空想の住人ごっこやらせるのは極端すぎます

競争だと負ける子がでるからカワイソウとか、全員主役の演劇とか何がしたいんでしょう

何かで負けるから別の何かで補うとか、負けて悔しいからがんばるとか、やっても無駄だから努力しないとか、足の速さで目立つとかいうのを破壊して勝者も敗者も努力も才能も挫折もなかったことにすることで代わりに何が芽生えるのかよくわからない

能力に優劣をつけるのが差別とか、個性を数値化するのが差別とか言い出したら世界は差別以外の何にもないことになります。共産主義国家でもないのに、こういう思想を免疫が無い子供相手にやってしまうのは、ちゃんと議論してからやれよと言いたい

 慎重に対処しろよという問題が軽々に対処され、そんなもんに慎重さなんかいらねぇだろうという問題に慎重に取り組む原因は声のデカいだけのバカを無視できない国民性ゆえか人類そのものの欠陥ゆえの過ちかが悩みどころだ