owari contents blog

三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

国民投票 が 終わっている?

アイルランド、国民投票で同性婚合法化 カトリック国に「革命」 | Reuters

こういう内容を住民とか国民投票で決めるシリーズが終わっている

なんで?って、2極化し、かつ将来に渡る議論がまともにされていないようなジャンルを十分な理解度がない国民相手にペラッペラの国民投票で決めるのは民主主義の最たる失敗だから

 

民主主義自体は、よくできたクソと言えるのだけれど、政治判断に国民の意志が反映されやすい社会というのはクソすぎると言わざるを得ない

 

なぜそんなことが言い切れるかいうと理由は2つ

  • 国民を対象にした意志決定を誘導する陣取りゲームでしかない
  • 専門家ですら、意見の統一ができない内容を国民全員で決めるとか、ただのギャグ

失敗したときの保険が全く無いのも正気の沙汰と思えないんだよね

逆にこの方法で選ぶメリットって

という、もうどうにでもなぁ~れ。の極致ですよね。コレ

この方法で合理的な選択が機能する条件は

  • 投票者が全員一定水準以上の有識者であること(そうでないものは投票しない or できない)

コレだけです。簡単に守れそうで絶対無理な条件です

 

多数決なんてものが、いかにアテになりゃしないのなんて小学生でも知ってそうなことを、国家事業でやるとか頭オカシイ

 

なんだろうね、プロでも悩むような問題に通りすがりの一般人がクチを挟んでいい結果になるというような、お花畑システムにしか見えないんだけど、選び方としてあってる気がしない

 

責任を誰も取ることが無いような決定方法ってコインやサイコロで決めるとの何が違うんだ