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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

年功序列 が全体主義すぎて終わっている

年功序列型の昇給体系がクソ過ぎて終わっている

 

どの辺がクソかを以下に列挙する

  • 勤続年数が長いほど賃金が増える
  • 転職することが不利すぎる
  • 労働の対価がまともに支払われない
  • 生産性とかクソくらえ
  • 能力なんて関係ない

 

で、この制度で最も得をするのが誰なのかというと

勤続年数が長いだけの無能しか得をしません

昇給の曲線が生産能力の向上曲線に一致する人ばっかなら成立しますが、ほぼいません

一般人が可能な労働に何十年にも渡って生産性に大幅な伸びしろがある職業なんて、ほぼありません

このシステムで最も損をするのが昇給曲線より上側の能力者、つまり有能であればあるほど大した見返りもなく会社から搾取されるという頭オカシイ賃金体系が成立しました

ええ、これ資本主義じゃなくて全体主義の思想をなぜか民間企業が採用しているので意味がわかりません

労働者が真面目に働く意味を奪って有能な人間を無能な人間と大差ない賃金で雇用してコキ使ってるわけですから海外から有能な人材がやってくるわけがありません

有能な人間は有能であるが故に逃げます

 

有能になろうとしている人間は、余りの割の合わなさに無能化していくことでしょう

 

この制度のおかげで人材の流動性は皆無になり、転職リスクが不当に増大させられ選択の自由が実質的に奪われました

この結果として、企業では転職=賃金低下という社会構造上の理由から無能な従業員を解雇不能となり。有能な人材は、どうみても割が合わないので入社しないという自殺行為を繰り返します

有能な人材を重用し、良い環境を与えて会社に貢献させる。あとは無能な社員は無能を理由に解雇するという合理的な行為だけで会社はデカくなれます

ところが、日本社会は転職の社会リスクを極大化し自由を破壊した上で、従業員を逃げられなくしてから搾取する現代の奴隷社会を復活させました

こんなん長続きすると思うほうが頭オカシイわ