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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

最低賃金を引き上げない が 終わっている

最低賃金1800円条例が次々可決される米国、施行された都市では何が起こっているのか(田中めぐみ) - 個人 - Yahoo!ニュース

最低賃金を引き上げると何がどうなるのか

  1. 一部の地域で最低賃金付近で働く労働者の賃金が増える
  2. 対抗して結局、全部の地域で最低賃金が上がる
    (上げないと人間が流出しまくるだけ、早くやった方が得)
  3. 最低賃金付近を基準として各層の賃金が増える
    これに伴って、物価の上昇が始まる
  4. 公務員・生活保護の収入は民間より、ちょっと遅いけど上がる
  5. 基本的に物価と賃金上昇が釣り合って終わる
  6. 極端な場合だと500円で変えたものが1000円払わないと買えないような世界になる

さて、こうなった場合に何がまずいのかというと、現金である

現金や銀行の定期預金とかは物価が上昇しても何にもならない

商品Aを500円で買っていたのに、気付いたら1000円払うことになるだけだ

物や土地なら物価上昇にある程度追従して上がるけど、銀行はそんなことはしてくれないから現金で持ってても資産が目減りするだけだ

 

企業側はこうした(現金で持っていることに対する)不安から投資が行われ

投資も受けやすくなるので銀行から金を引き上げる人が増えるでしょう

 

一般人の感覚としては

円の価値が相対的に下がるので市場に混乱が起きる

なにしろ、急に賃金や物価が上がってしまうと適性価格がわからなくなる人間というのはいっぱいいるからだ

短期的に現金や預貯金・国債の価値が暴落するので現金の物資化が急速に行われ、その過程で混乱が生じ「騙されやすくなる状態」が起きる

生命保険の支払額が金額は据え置きだけど価値が下がる可能性は高い

 

地味なところは

あとは、海外のアプリやApp StoreGoogle Appの価格改定前に買うと得したような気分になれるかもしれない

課金ゲーやサブスクリプションで固定金額の契約は得できるかもしれない(価格改定されたら終わり)

 

ただのインフレを起こすだけの話