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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

日本ほど安全で治安の良い国はない が 終わっている?

「日本ほど安全で治安の良い国はない」というのは統計的に見ても事実(統計の取り方に問題がないとは言わないが)なので間違っていないのだが、犯罪とか法律の自称専門家が余計なことをコレに続けて言い出す

だから「治療をして刑罰の軽減・死刑を廃止しても良い」というような謎の理論を持ち出してくるのが終わっている

変えるべきを変えるのは別に構わないが、世界で一番治安がいいから「他の治安の悪い先進国で実験的に行っている死刑廃止とかやってみよーぜ」とか意味不明なことを言い出す

治安が良い国が治安が悪い国の制度を導入してどうするんだ?

部分的に見れば学ぶべきところはあるのかもしれないが凶悪犯罪者に特化した内容や全体に波及しそうなところばっか導入したがるのは違和感しかない

死刑じゃなくても終身刑ならいいんじゃないか?

という話もあるが社会に復帰することのない犯罪者を税金使って刑務所で監禁するなら脱獄リスクも踏まえて、とっとと死刑にしたほうがコストはかからないという話になってしまい、合理性が無い

 

この手の専門家の主張に「刑罰を厳罰化しても犯罪の発生率に影響がない」とする理屈があるが、厳罰化しても変わらない→じゃあ軽減しようぜ は飛躍しすぎだろ

犯罪のリスクが増大することは抑止効果はあると思うが軽減して得するのは犯罪者だけだ、何がしたいのかワケが分からない

 

別に法や刑罰によって犯罪者を更生させること自体は否定しないが、軽犯罪ならともかく殺人に関するような種類のものを更生させることに多くの力を割く必要を感じない。優先順位の付け方に違和感があるのだと思う