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三十代のオッサンがネット記事やら日々の事柄について不定期に日記を書くブログです。 

心神喪失による無罪 が 終わっている

被害者宅の地図・個人情報も…書き込み繰り返す (読売新聞) - Yahoo!ニュース

またこんな感じの事件である

コレ系の報道で精神に異常が~とかついている犯人の場合、精神鑑定をするわけだが、確率は相当低いようです(数十万分の1とかそんな程度)

 

また、報道で流れる精神に異常が~の違和感がすごいです

殺人=異常 と思っているタイプの人間なので、異常じゃない殺人者というのは、かなり例外的で限定的だと思っています。自己防衛の目的を除いて殺人を犯す人に異常でない人間は居ないと思っています

で、この心神喪失での無罪という主張や扱いがアタマがおかしいから殺人に至っているのに、アタマが本当におかしいから無罪といっているように聞こえて、なんだか意味がわからない気分になります

ただ、無罪といってもアタマがおかしく責任能力がないため無罪という法律なんですが・・・責任能力がない=無罪 というのも、ちょっと言い方がおかしいのではないかと感じます

罪を認識する能力や償う能力がないのと、罪が無いのとでは全然違う印象を受けてしまいます(無実と無罪がごっちゃになってる気もしますが)

 

最終的には冤罪とか濡れ衣で無罪になってる人と同じような扱いに聞こえるため、証拠も何も疑いようもない殺人者が無罪になることに抵抗があるようです

 

で、やもやしてるところの最後に責任能力がないから無罪にするのは百歩譲って認めるとしても、いつ人殺すかわからんような殺人の前例持った意味不明な存在を一般社会に復帰させようとする法制度の意味がわからない

彼らは職務に忠実に従い、弁護士は最大限の成果を出し、裁判官は鑑定医が出した証拠を基に裁いた結果として無罪になったんでしょうけど、社会に何の益もなく、殺された人間は罪を償われることすならく殺人の前例持ちの人間を社会に戻すような選択して誰も得してないようにしか見えないため、悪質なブラックジョークを見ているような感覚に襲われます

 

個人的には殺された側に同情しているのだと思います

だって、こんなわけわからん死に方したくないですもん

挙句に償いもしないとか、殺された側の立場が全くないと思う次第です